番手について
番手とは「糸の長さと太さを表す単位」で、
重量が1kgの糸が、何mあるのかを表します。1kgの中に糸が1km(1000m)あるのを1番手と呼びます。
1/1という糸の表記は、「1本の1番手の糸」という表記で、
2/12は「2本の12番手の糸」という表記で「12番双(そう)」と読みます。
呼び方は番手によってもっと沢山有るのですが、
マニアックな話に傾きすぎるので、数字の意味がわかって頂けたら良いです。
当店では「かせ糸」や「小分け糸」の元になる玉糸で、
この番手表示をしている糸が多いですので、
是非参考にして頂けたらと思います。
手織りをされる方は、この番手表示は馴染みがあるのですが、
手芸糸として手編みに使われている糸は「極細、並太、極太」など、
糸の太さを参考にするための目安に用いた用語を使う場合が多いです。
(超極細) → 極細 → 合細 → 中細 → 合太 → 並太 → 極太 → 超極太・・・・
これは手編みの業界が始めた、一般の人に糸の太さを簡単に
覚えてもらおうという試みなのですが、糸会社ごとの表記が曖昧で、
様々な種類の糸が出ている昨今では、この表記方法ではカバーしきれません。
便宜上、当店でも引き揃え糸の太さ表記で使用してますが、
糸をスケールと一緒に撮影したものや、針と一緒に撮影したものを
参考にして頂けると良いです。
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